建設業の醍醐味は、自分の手がけたものが長年にわたって形として残り、人々の生活や仕事に役立つものになること。新卒入社2年目の丸谷さんはそう語ります。「丸谷ほど、仕事を楽しみながら吸収しているやつは珍しい」とは先輩らの弁。日々新しいことの勉強に励み、若手ならではの柔軟さで日々成長をしています。
プライベートではクルマとバイクをこよなく愛する丸谷さん。入社のきっかけから、将来の展望までを伺いました。
丸谷竜輝、2023年の入社です。現在は工事部の機械課に所属しています。
もともと建設や建築に興味があり、高校3年生の時に進路を考え始めました。進路指導の先生の勧めもあり、能代電設のインターンシップに参加することになりました。学校では機械科で学んでいたので、その知識を活かせる場所として能代電設を選びました。
インターンでは実際の現場を見学させてもらったり、簡単な作業なども体験することができたのですが、特に溶接の作業が楽しく、二日目にはもう「ここで働きたい」と思うようになりました。県外での就職も考えたのですが、地元に残ることで趣味でもある車やバイクも存分に楽しめるなと思い、ワークライフバランスが整った能代電設への入社を決めました。
入社後すぐに携わった現場は、非常に珍しいもので、経験豊かな先輩たちが一つの現場に集まり、短期集中で工事に取り掛かるというものでした。普段はそれぞれの現場で指揮をとっている人たちなので、その手際の良さ、安全への配慮、連携の見事さに感動し、いずれは自分もこのくらいの仕事ができるかなと想像したことを覚えています。
その後も機械課としてさまざまな現場に行かせてもらい、毎日が勉強の日々です。現場作業のみならず、書類の作成、現場の調査など忙しくも充実した毎日を送っています。
当社は技能研修や社内設備が充実しており、「失敗しても許される」環境でじっくりと学べるのが魅力です。私たちは公共工事を主に手がけていますので、現場での失敗はできません。だからこそこうして学べる環境があるのは恵まれていますね。私は溶接に興味を持って入社しましたが、溶接以外にもさまざまな技術を勉強・吸収できていますし、成長の手応えも感じます。最近ではいくつかの現場での溶接作業も任せてもらえるようになりました。
技術面以外にもマネジメントの勉強もしていきたいと考えています。幸い、参考になる先輩たちが周囲にたくさんいますので、近くで学びながら資格の取得に励みたいですね。
この仕事の醍醐味は、「モノとして残る」ことの魅力です。手がけたものが何年、何十年にもわたってその土地の人々に使われ、生活や仕事を支えています。
実はこの会社に入るまで意識してなかったことですが、市内、県内、東北の至るところに能代電設が手がけた「モノ」があって、入社後に「これも、あれも能代電設の仕事だったんだ!」と気付き、勝手に誇らしい気分になりました(笑)だから私は今、このあと何十年もここに残るモノを作っているんだなという意識をもって業務にあたっています。
尊敬する先輩方が多いことにも恵まれていて、いずれは私もそういった先輩方と同じような技術や管理能力を身につけたいと思っています。機械課の監理技術者、田村課長はマネジメントや技術面で目標となる人ですし、エンジニアリング面ではスーパーバイザーの戸松さんの技術を全て継承したい。そして、工事部全体の統括をしている取締役次長の嶋田さんはいつもアドバイスが非常に的確で、私の理想の上司です。
「あの人みたいになりたい」と憧れる先輩が多いというのも、この会社の特徴かなと思います。私は、エンジニアリング面でもマネジメント面でもこういった憧れの先輩たちのようにこの会社で成長していけたらと考えています。
「丸谷は元気いっぱいで、率先して業務に取り組む姿勢が印象的。彼の元気のエネルギーは、現場やチーム全体にポジティブな影響を与えてくれています。また、いつでも前向きで、困難に挑戦し続ける姿勢は私も見習いたいほど。これからも持ち前のポジティブさで、さまざまな挑戦・経験をしていってほしいと思います」
— 工事部 機械課長 田村佑也
プロフィール
丸谷竜輝(工事部 機械課)
2023年入社
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