Uターンストーリー #01

Uターンストーリー:都会を離れて得た心のやすらぎと、充実の日々

首都圏の喧騒と便利さに魅了される一方で、自然豊かな地元での生活に心惹かれる人も少なくありません。都会の生活は確かに刺激的で多くのチャンスに満ちていますが、地元だからこそ得られる安らぎや充実感もまた、かけがえのないものです。

今回のインタビューでは、首都圏から秋田にUターン(秋田では”Aターン”とも言います)したばかりの社員、能登健祐さんに話を聞きました。都会でのキャリアを積み重ねながらも、秋田での生活に新たな価値観を見出し、Uターンを決意した背景にはどのような思いがあったのでしょう。都会と地方、どちらも経験したからこそ語れるリアルな声をお届けします。


キャリアの転機:Uターンを決意した理由

能登さんは2024年8月より能代電設に入社いただきました。簡単にこれまでの経歴を教えていただけますか?

地元の高校を出て、神奈川の大学に進学しました。卒業後は少し期間を空けたあとに首都圏の電気工事会社に入社して、そのまま約20年間勤めていましたが、2024年に地元でもある秋田県能代市に帰ってきました。

能登さんと私たちが最初に会ったのは、2023年2月に東京の有楽町で開催された「のしろの仕事フェア」でしたね。もともと当社のことを知っていて、ブースに来てくれたのでしょうか?

実は、あのイベントには仕事を探しに行ったわけではなくて、移住の相談をしにいくつもりだけだったんです。いずれ能代に帰りたいとずっと考えてはいましたが、仕事よりも先に住む場所のことを考えていました。だから移住や空き家バンクなどの話が聞けたらと思っていて。

仕事探しではなく、家探しだったというわけですね。

はい、関東ではマンションを購入していましたし、どのような補助金があるのかも詳しくなかったので、いろいろ教えてもらおうと考えていました。そしたら企業ブースもあって、面白そうだから覗いてみようと。そこで最初に声をかけてもらったのが能代電設だったんです。

お話を伺ってみたら、第一種電気工事士の資格も持っていらっしゃるし、年齢的にもまだまだ若手です。即戦力と思って「すぐにでも能代に帰ってきてください!」とお話ししましたね(笑)

購入したマンションの処分や、能代で住む場所の問題、それから前職の引き継ぎなどもありましたので、実際にはそこから1年半ほどの時間がかかりましたが、こうして秋田に帰ってくることもでき、仕事もすぐにスタートすることができました。


仕事もプライベートも充実とは?

そもそも、秋田に戻りたいと思ったきっかけはなんだったのでしょう

首都圏で長年勤めている中で、決して安くない家賃や住宅ローンを払いながら毎日を消費するかのように生きていることに、シンプルに疑問を感じたんです。仕事は安定していましたし、妻や友人にも恵まれ充実した生活を送っていましたが、これだとまるで「家賃やローンを支払うためだけに働いている」みたいだなと思って。

もちろん、首都圏水準の給与があってこそ成り立つ部分もあるかもしれませんが、それにしても高い。だったら、田舎に帰って中古住宅をリノベーションして使う方がはるかに安いし、浮いたお金で日々を充実させることもできるんじゃないかと考えはじめました。

能代市の空き家バンク情報も、随時更新されていますしね。

結果的に、実家のすぐ近くにいい物件が見つかったことはラッキーでした。私たち夫婦はお酒や美味しい食べ物が大好きなのですが、どこへいっても食材もお酒もおいしくて安いし、ちょっと車を走らせれば毎回いろいろな発見があります。まだ戻ってきて日は浅いですが、仕事もプライベートも毎日充実しています。

いいことづくしの移住ですね。移住にともなって諦めたり、泣く泣く手放したものや環境などはなかったですか?

ありません!…と言いたいところですが、1つだけ諦めざるを得なかったのが、野球観戦です。ジャイアンツが好きで、以前は東京ドームに試合を気軽に見に行けた環境でしたが、残念ながらこれは諦めました(笑)でも、テレビや配信でも試合は見られますしね。

能代電設にはバスケや野球ほか、同志が集まった部活動もあります。野球部もちょうど始動し始めたところなので、ぜひ能登さんには入部または応援係として参加頂ければと思います!

入社して日が浅いのでまだみなさんとお話しできていませんが、能代電設は社員同士の繋がりもいい雰囲気で、趣味を通じて関わりを持てる機会も多いと感じています。秋田に戻ってきたばかりなので、いろいろと地元情報なんかも教えてもらいながら、みなさんと交流を深めていきたいですね。


こんなに休んで大丈夫?

能代電設への入社を決めた理由はなんだったのでしょう?

そもそも移住したいと思ったときも、もっと家族との時間やプライベートも充実させたいと考えていました。前職ではかなり仕事に忙殺されているような状況でしたので、ワークライフバランスが良いところがあればいいなと思って。その点、能代電設工業は土日・祝祭日だけでなく、夏季休暇や年末年始休暇、特別休暇もあり、これだけでも魅力的に感じていました。

仕事に忙殺されてしまってプライベートがなおざりになると、結果的に仕事のクオリティを下げる結果を招いてしまう、当社はそういった考えのもとに制度設計をしています。

さらに、入社直前には週休3日を見据えたフリーワーク制度もスタートしていて、今までのことを考えると「こんなに休んで大丈夫?」と逆に不安になります(笑)しっかり休んだ分、仕事の品質で結果を出せるようにしたいですね。

即戦力でもあった能登さんには、現在工事が始まったばかりの能代市総合体育館の大規模改修工事を担当していただいています。

前職では主に戸建てや集合住宅などがメインでしたので、これほど規模の大きな工事となると作成する書類などにも違いがでてきますが、上長である現場代理人に支えて頂きながら仕事ができています。社の成長とともに、私自身も成長していきたいと考えています。


こうして地元・秋田県能代市での新たな生活をスタートさせた能登さん。都会でのキャリアを活かしつつ、地元での生活を楽しむ姿は、多くの人にとっても共感できるものではないでしょうか。

仕事とプライベートのバランスを大切にしながら、地元での生活を満喫する能登さんの今後の活躍が楽しみです。これからも、彼のようにUターンを考える人々にとって、能代市が魅力的な選択肢となることを期待しています。

能代電設では、性別、年齢、また経験/未経験を問わず採用情報を公開しています。経験者の方には即戦力として、未経験の方には手厚いオンジョブトレーニングを実施の上、安心して働ける環境を提供しています。

興味のある方は、ぜひ採用情報ページをご覧いただき、私たちと一緒に働く未来を考えていただければと思います。

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