東京生まれ東京育ち。2025年4月にNodenに入社した近藤実さんは、高校卒業後に自衛隊に入隊しました。結婚して子どもにも恵まれる中、2年にも及ぶ単身赴任生活を送るうちに「仕事か、家族か」という選択を迫られたといいます。
「もちろん答えは家族でした」と近藤さん。妻の実家がある能代市への移住を先に決め、その後に仕事探し。能代市主催の移住フェアでNodenのブースに立ち寄ったことが、入社のきっかけになりました。この決断について、穏やかな口調で語ってくれました。
自衛官の仕事にやりがいは感じていましたが、子どもが生まれたばかりでの単身赴任はしんどかったです。妻と話し合い、妻の故郷である能代市へ移住し、両親の近くで暮らすことにしました。階級も上がり収入は安定していましたが、多少の減収より「家族と一緒に過ごす日常」の価値が勝った、という判断でした。
想像していた以上に魅力的な企業がたくさんありました。多くの会社の話を聞きましたが、最終的には給与、福利厚生、休暇の取りやすさのバランスと、やりがいのある仕事という点で自然にNodenへ気持ちが傾きました。
資格はありましたが実務はほぼ未経験、いわば「ペーパードライバー」状態でした。入社後に一から学び直しです。入社後にまず火力部で安全管理や基礎技術を習得させてもらい、現在は工事部で風力発電や各種電気工事を担当しています。
ロープワークの経験が想像以上に役立ちました。意外でしたね。また、「安全かつ段取りよく」という考え方は自衛隊も現場も同じ。計画・実行・評価・改善のPDCAも訓練と共通です。
感じます。共同作業は声かけひとつでリズムが保て、安全と効率が両立します。
入社してまず感じたのは、先輩も同僚も最高のメンバーだ、ということ。厳しすぎない規律と遠慮のない指摘、そのバランスがいい。役割分担は明確で、困れば誰かが自発的にサポートに入る。だからこそ、未経験でも学びが進む。吸収が速い環境です。
一番は、安心。子育ての安心、家族と過ごす安心、仕事に打ち込める安心——そのすべて。妻の両親のサポートにも助けられています。休暇も取りやすく、働きやすさは前職より格段に向上しました。
友人もすぐにでき、家族ぐるみの付き合いが増えました。隣人の顔も知らなかった東京時代と比べると驚きですね。遊ぶ場所は都心ほど多くありませんが、地域イベントや車での遠出で十分楽しめる。先日、家族で大阪へ出掛けた際は人の多さに少し息苦しさを感じ、「能代って、こんなに快適なんだ」と実感したくらいです。
挑戦したい資格がたくさんあります。まずは電気工事の技術を磨き、より多くの現場に対応できる力をつけたい。Nodenは東京営業所を開設したばかりなので、子育てが一段落したら異動に手を挙げる選択も視野にいれたい。どこでも通用する仕事、今はその土台づくりに励みたいですね。こういった将来を描けるのは、Nodenならではだと思います。だからこそ、Nodenを選んでよかったと思います。
「一人の努力は、小さな安全をつくり、チームの努力は、大きな安心をつくる」
近藤さんの言葉や姿勢には、この考え方が一貫して流れています。自衛官としての経験、そして今の電気工事士としての仕事。どちらにも共通するのは、仲間を信じ、声をかけ合いながら、一つの目標に向かっていくチームワークです。家族、仲間、そして地域と生きる安心が重なり、今の近藤さんの基盤となっています。
秋田で新しい一歩を踏み出したい方。あなたの努力が、誰かの安心をつくる仕事に変わる。Nodenで、その第一歩を始めてみませんか。
当社では、履歴書の送付や公式な採用面接の前にお気軽にご利用いただけるオンラインカジュアル面談の場も用意しております。カジュアル面談は、リラックスした雰囲気で行う非公式な面談です。この機会を通じて、当社や業界についての理解を深めたり、キャリアに関する疑問を解消したりすることができます。お気軽にご参加いただき、気兼ねなく質問や会話ができる場としてご利用ください。